こんにちは。
転売のプロを育てる専門トレーナーのかげとらです。
あなたは何かに取り組むときに、自分の気持ちを考えてみたことがありますか?
もし、今あなたが何かに取り組んでいるのなら、
それは本当にやりたいことですか?
「本当にそれがやりたいことなのか?」
それとも、
「致し方がないので、取り組んでいるのか?」
あなたが自分の本当の心を知らないと、
あなたの心は疲労して作業効率の低下に繋がります。
それだけでなく、あなた自身の人生にも悪影響を招いてしまうかもしれません。
苦手な仕事を続けると、どうなるか?
ある会社員の方のお話
毎日会社に通勤をして、外回りをして、
自社製品を必死で売っている人がいました。
その人は、その会社に魅力を感じて就職したかったわけではありませんでした。
たまたま、就職活動で内定をもらったのが一社だけだったので、仕方なく就職したのです。
その会社や、その会社での仕事が好きで入社した訳ではなかったのです。
その人はもともと人と話す事が苦手でした。
ところが配置された部署は営業。
人と話す事が必要な仕事です。
それも自分からお客様に話をしに行かなければならない外回りの担当となってしまい、彼にとっては苦痛の日々が続きました。
しかし、彼の就職した会社は給料が他社と比べてよかったのです。
少し高い給料をモチベーションにして、仕事を続けたのです。
やりたくない仕事でも、なんとか給料が高いから、という理由で自分を励ましながら頑張っていました。
苦手な仕事を続けた結果
就職して2年目になったある日、彼にも部下ができて、仕事を教える立場になりました。
しかし、今まで仕事をしてきたのにも関わらず、
部下に営業のノウハウを教えることが出来ませんでした。
なぜだと思いますか?
というのも、彼は初めから営業もしたくなかったし、
人とのかかわりも苦手だったので、
仕事を心から真剣に取り組んでいませんでした。
自分自身の心から仕事を取り組む事ができなかったのです。
その結果、
部下から「営業するうえで大切なことはなんですか?」と
聞かれても、心から取り組んでいなかったので、何一つ答えられなかったのです。
苦手な事に耐える日々が続いてしまったため、自分の心で考える事をやめてしまったのです。
不思議な話かもしれませんが、人は自分の嫌なことや、やりたくないこと、なんとなくやっていることを覚えようとはしないものです。
一生懸命やっているつもりであっても、それは心が受け付けていないため、所詮「つもり」なだけです。
自分の心で納得して、自分の言葉で説明ができないのです。
結局、彼は部下にほとんど指導することが出来ず、社内の評判も落ちてしまいました。
もし自分の気持ちと異なる事をやっているなら
もしあなたが、今取り組んでいることを少しでも、
疑問や疑念を感じているのなら、少し歩みを止めた方が
いいかもしれません。
何かを無理に進めていると、心が疲弊してしまいます。体調を崩してしまうこともあります。
自分の生活にも影響が出てしまう事もあります。
無理は、無理がきく程度にやるべきです。
やりたくないことをやって、しかも疲れる。
そんなバカバカしいことはありません。
自分の心は常に、あなたの行動や言動、毎日と呼応し、反応しています。
「本当にやりたいことは何なのか?」
「これが本当に取り組むべきことなのか?」
今一つ、考えてみてはいかがですか?
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